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2013年12月より、mama'n chu! cafeという名称で開催してきましたママカフェが、名称も新たにリニュアルをして、『ママcafeかもみーる』としてスタートすることになりました。
http://ameblo.jp/chamomile311/entry-11966410072.html

第一回目は、2015年1月の開催となりますので、お知らせをさせて頂きます🎶


第一回~ママcafeかもみーる~


日時:1月22日(木)10:30~14:00

会場:福島第一聖書バプテスト教会(つばさの教会)
    いわき市泉町滝尻字泉町49(カワチ泉店となり)
    電話:0246-38-5757


参加費:500円

定員:40名

託児:あり(無料)2才以上

※託児用持ち物:着替え・おむつ・おやつ・お弁当・飲み物


※参加人数把握のため、必ずお申し込みをお願い致します。

参加・託児申し込み締め切り日:1月17日

参加・託児・スタッフ希望申込先:maeveherb2@yahoo.co.jp  

     090-7065-8196(ちば)


このカフェは、リラックスした交流や情報交換の場として楽しんで頂くことを目的としておりますが、原発事故後の大切な情報として、環境や食品の放射能測定を行っている『いわき放射能市民測定室たらちね』さんの協力を得て、測定結果の報告もして頂きます。


また、小学校や中学校、保育園、幼稚園など、子どもの環境の測定活動を行っている『TEAMママベク子どもの環境守り隊』からも、今現在の様子についての報告をさせて頂きます。

気になりながらも、なかなか知る機会も少ない情報を手に入れて、日常の暮らしに生かして頂けたら幸いです。

みなさんにくつろぎながら楽しんで頂けるよう、お茶やお菓子、軽食をご用意してお待ちしております。


また、お手伝いスタッフも募集をさせて頂きます。みんなでつくりあげる、あたたかいカフェを目指しておりますので、ご協力をよろしくお願い致します。


主催:ママcafeかもみーる

協力:NCC日本キリスト教協議会

   ・いわき放射能市民測定室たらちね

   ・はっぴーあいらんど☆ネットワーク

   ・いわき母笑みネットワーク

   ・いわきの初期被曝を追及するママの会

   ・TEAMママベク子どもの環境守り隊

   ・子どもたちの安心・安全を考えるいわきママの会   

   ・ふくしまサラダプロジェクト   

   ・NPO食と農のまちづくりネットワーク

   ・糸島しましまプロジェクト

   ・長崎ちゃんぽんの会

   ・小まめ堂
   ・あきふゆ農園


# by iwakimama | 2014-12-26 14:04 | お知らせ

912()に行われました、maman chu! café vol.4のご報告をさせて頂きます。

子育て中のママを中心に、これまでで最多の60名近くが参加され、会場は賑わいを見せていました。今回は特に、赤ちゃん連れの若いママの参加が多かったことが印象的でした。

原発事故という重大なことが起こりながら、3年半が過ぎた今の様子は、まるで事故前に戻ってしまったようにさえ見えますが、これから育つ幼い子どもを抱えながら、身を守るための情報が不足していることにより、戸惑いや不安を感じているママは、実は多く存在しており、このカフェの存在を知り、こうして多くのママが集まったということが、そのような現実を表していると思いました。

問題が存在していながら被曝から守るための対策はなかなか進まず、どうしたらいいのかと焦りを感じているというママも多数です。特に母子避難から戻って来たママの戸惑いの声は、ここに留まりながら様々なことを見て来た私たちにとってはとっても新鮮に感じます。

当たり前に不安を話すことが難しくなってきている今、なにが起こっているのかを確かめるため、このカフェに参加して下さった多くのママたち。

今回も「いわき放射能市民測定室たらちね」より、原発事故当時からの汚染の実態を伝える報告や、食品汚染や砂浜の汚染の測定報告をして頂きましたが、その報告には、初参加のママからはいつも驚きの声があがります。


検査体制が整い、その測定によって「セシウムは不検出」であるという結果が出ても、それは放射性物質が全く含まれていないというわけではありません。たらちねの測定主任が、何度も何度も繰り返しながら、ママたちに測定結果の読み解き方を伝えて下さいました。

「測っているから大丈夫」という受け止め方を見直すためにも、このような場で知識を得ることができることは、とても有意義なことだと感じます。


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母親の測定チーム「TEAM ママベク 子どもの環境守り隊」からは、いわき市内の小学校測定の結果と、その結果を受けての行政の取り組みや、その進捗状況をお伝えしました。
各学校の空間線量の他に、土壌汚染の実態をお伝えしたところ、やはり、驚きの声があがっていました。空間線量だけでは把握することのできない汚染の実態は、まだまだ楽観視などできない現実を見せられることでもあります。地域の子どもたちを追加被曝から守るため、早急な対応を今後も求め続けながら、幼稚園、中学校、保育園の測定も、引き続き行っていくという報告でした。


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今回のゲスト、福島県出身のNHKディレクター、栗田和久さんからは、栗田さんが制作を手がけた「母子避難」をテーマにしたVTRを観せて頂き、事故後の取り組みの様子や、なかなか知ることのできない報道の現場での貴重なお話をして頂きました。

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これまでの暮らしを手放し、避難生活を続けることの厳しさ。

その厳しさからここに戻り、被曝を受け入れなければならない苦しさ。

そして、避難せずにここに暮らし続け、早急な被曝対策を求め続けている苦しさ。

原発事故を経験した私たちは、どこに居たとしても、厳しさを突き付けられています。

福島県出身者として、被災した人々が抱える問題を埋もれさせることなく伝えて行きたいという栗田さんの熱い思いを受け止めながら、私たちもここから声を挙げ続けなければならないということを、改めて感じました。

お茶の飲みながら、軽食を挟みながら開催されているmaman chu! caféですが、今回も全国のサポーターのみなさんから、たくさんの思いが寄せられました。

mama
n chu! caféを支えて頂いています、「ゆの実」会さんからは、メンバーの安保さんからの、ずっしりとした天然酵母のパンを届けて頂きました。

ライ麦カンパーニュ・プチパンいよかんピール・ミニ食パン。全てヴィーガン仕様というこだわりのパンたち・・・。カフェに集うママたちのことを思い、心を込めてつくって頂きました。

安保さん、ありがとうございました!!

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同じく、「ゆの実」会、代表の原田さんからは、日本人のソウルフード「おむすび」を届けて頂きました。こだわりの、小豆玄米ご飯のおむすびは、圧力鍋炊きと土鍋炊き両方を人数分握って頂き、丁寧な説明書きと食べ方まで書いた手紙も添えて頂きました。
圧力鍋炊き・・・ぎゅっと圧力をかけて炊くので、モチモチの食感となり、身体が陰性(緩んでいる)の方向けです。

土鍋炊き・・・土鍋で時間をかけて(3時間かけて炊いて下さったそうです)ふわっと炊くので、身体が中庸か陽性(しまっているタイプ)の方向けです。

身体のタイプ別にと、丁寧な説明書きと、シールまで貼って送って頂きました。

原田さん、心のこもったソウルフードを、ありがとうございました!!

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九州は福岡県の強力なサポーター、藤川さん&鮫島さんより

本場長崎「福砂屋」さんのカステラをたくさん送って頂きました。参加人数が増えて行く様子をご覧になり、追加の手配をして下さったそうです。

藤川さん、鮫島さん、いつも見守り、応援してくださり、ありがとうございます!!

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福岡県糸島市「糸島しましまプロジェクト」の阪井麻紀さんからは、ハーブティー用のハーブと、ハーブバター用のハーブを送って頂きました🎶

麻紀さんは「アロマ工房 香の宮」の主宰もされています。そのガーデンのスケールの大きさを想像しながら、しばし思いを馳せました。ハーブは、放射能を取り込みやすいため、汚染の可能性のあるここに育つものたちは、お茶にして飲んだりということにはためらいがあります。それでもこうして、西のほうから届くハーブたちに、フレッシュな香りで元気をもらうことができることは、とてもしあわせなことです。

https://www.facebook.com/studio.kaorinomiya

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小まめ堂さんからティートリー軟膏が届くということで。。。なんと!ティートリーの枝も送って下さいました。ここでは見ることのできない珍しいティートリーは、カフェの演出にも使わせて頂きました。麻紀さん、ありがとうございました!!

愛知県の「ふくしまサラダプロジェクト」さんからは、カフェのランチでお出しする、サラダ用のお野菜をたくさん届けて頂きました🎶

それからそれから・・

愛知県産の、遺伝子組み換えをしていない菜種から搾り取られた、添加物一切なし!の菜種油を提供して頂きました!!昔ながらの製法で作られた、酸化しにくい菜種油。これは本当に貴重なものです。こちらは、ドレッシングとして、使わせて頂きました。

宇都野さん、「ふくしまサラダプロジェクト」のみなさん、ありがとうございました<m(__)m>

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愛知県「ふくしまサラダプロジェクト」さんご紹介の、「こもぱん」さんからは、おいしそうなメロンパンとこげぱんが届きました🎶

http://wp.comopan.net/57514/

こちらは、おやつに最適な、かわいらしいパンでした(*^-^*)

お子様のお土産に♡と、ママたちは、とても喜んでいました。

「こもぱん」さん、ありがとうございまーすヽ(^o^)丿

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同じく、愛知県「ふくしまサラダプロジェクト」さんご紹介の「Tuki4(つきよ)」さん、「隠れ家ギャラリーえん」さんからは、前回に続き、おいしいスイーツを届けて頂きました。
スイートパンプキンマフィンと秋の米粉焼きドーナツ2(さつまいも・かぼちゃ)

乳製品・卵・白砂糖を使わない体に優しいおやつは、こだわりの材料をふんだんに使ったもので、今後も長いご縁で繋がらせてほしいというありがたいお言葉を頂いています。

ほんとうに、ありがたいことです!!

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前回大変好評を頂いた「小まめ堂」さんからのティートリー軟膏を、今回も届けて頂きました。関西にお住いのみなさん、川崎にお住いのみなさんが「小まめ堂」さんを支えておられ、届く間にはたくさんの方の手をかけて作業がされています。今回、最終の仕上げを担当して下さったのは、川崎市の鈴木千尋さんです。たくさんの軟膏をつくるのは、とても大変なことだったと思います。お肌のトラブル全般に使える万能クリームですので、みなさん、喜んでおられました。

小まめ堂さん、ありがとうございました~ヽ(^o^)丿

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神戸の横山節子さんからは、オーガニックの珈琲や紅茶、ジャム、シロップ、ジンジャーエールを届けて頂きました。一連の、パワフルな関西のお友だちのみなさまが、ガッチリとサポート体制を拡大させつつ、その輪が全国へと広がっております。

だるま森とえりこさんのポストカードも添えられていますが、だるま森さん、えりこさんは、行く先々のイベントで、私たちの思いを届けて下さっているそうで、ほんとうにありがたいです。

節子さん、だるま森さん、えりこさん、 関西のみなさま、いつもありがとうございます~ヽ(^o^)丿~

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この夏、メンバーがお世話になった北海道の保養プログラム「福島プロジェクト思いっきり夏休み」山の家きょうどうの富塚さんからは、mama'n chu! cafeにプルーンを届けて頂きました。多方面でのご協力に、感謝いたします!!

http://ameblo.jp/project-fukushima/

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個人的にmama'nchu! cafeを応援して下さる方のおひとり、谷畑まゆみさんからは、前回同様「お菓子工房はぁもにぃ」さんのスイーツが届けられました。 この工房の素敵な取り組みと、私たちの思いに共通点を感じるというまゆみさん。いろんなことは繋がっていて、今この時は、その思いが繋がる時でもあると、私たちも感じています。

ママたちに、喜んでもらえますように・・・というまゆみさんのお気持ち、ありがたく受け止めさせて頂きますね~

まゆみさん、ありがとうございまーすヽ(^o^)丿

http://okashikoubou.com/?pid=69822672

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「豊作野菜を送る会」さんからは、淡路島で自然栽培の農業をされている児島さんより、無農薬無肥料の自然栽培の赤シソ、赤バジル、モロヘイヤを届けて頂きました。苗定植後農薬3回の減農薬淡路島玉ねぎや、無農薬のカボチャなど・・・

淡路島のお野菜をありがたく受け取らせて頂きました。

児島さん、「豊作野菜を送る会」さん、ありがとうございました!!

和歌山県紀の川市にお住いの、岩崎真弓さんからは、無農薬の土壌のスギナを届けて頂きました。洗って乾燥をさせた、お茶にして飲める状態のものだそうです。真弓さんがお勤めの、観音山フルーツガーデン敷地内で刈り取ったスギナです。スギナ茶は今回の福島原発事故での体内被爆原因の、取込んだ放射性物質までをも排出する効果があると、秘かに注目されていて、日本では古来から胆石や腎臓結石を溶解、排出させる働きもあることで知られてきた植物だそうです。そして放射性物質など有害ミネラルの排出作用を持つと言われています。

真弓さん、ありがとうございました!!

茨城県から三重県に移住し、有機農業を再開された「あきふゆ農園」の児島さんからは、じゃがいも、ししとう、ピーマンなどを送って頂きました。このような形で縁を持つことができて嬉しい・・と言って頂いています。

児島さん、ありがとうございました!!

二本松市、田村市から長野県に移住し、同じく有機農業を再開された農家さんからは、「NPO食と農のまちづくりネットワーク」さんを通じて、たくさんのお野菜を送って頂きました。

同じく、長野県上田市の「コラボ食堂」さんからは、マフィンなどのスイーツを届けて頂きました。

長野県の「NPO食と農のまちづくりネットワーク」さんの、長期的なサポートにも、心よりの感謝を申し上げます。

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たくさんのおいしいものを全国から届けて頂き、お土産もたくさんお渡しすることができました。

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これまで知ることのできなかった新たな情報を得て、気が引き締まったという感想や、不安な気持ちを共有する出会いを得ることができてよかったという感想、まだまだ楽観することはできないので、今後も情報を入手しながら、予防に努めていきたいという感想など。。思うことはそれぞれだったようですが、これから自分にできることはなんだろうと、先のことを考え始めたママもいたようです。

まずは、出会うことからがスタートですので、うれしいたのしい🎶というカフェをきっかけに、新たな出会いを得ることができたことは、今後につながる流れとなったことと思います。
このカフェを支えて下さった全国のみなさま、本当に、ありがとうございました。

お陰様を持ちまして、mama
n chu! café vol.4は、大盛況にて終了致しました。

みなさまのご協力に、心からのお礼を申しあげます。



# by iwakimama | 2014-09-22 18:20 | mama'n chu! cafe

原発事故後の出会いの場として開催してきたママンチュカフェも、今回で4回目を迎えます。なかなか声に出して話しにくくなってしまっている放射能への不安も、ここでならオープンに話すことができると、子育て中のママを中心に、このカフェの開催を待ち望む声がたくさん届くようになりました。また、貴重な情報を得る場としても好評を頂いております。

日頃、心に閉じ込めている思いを解放する場の必要性は、会を重ねるごとに切実であると感じています。特に、母子避難から戻って来れらたママたちが、避難先と地元とのギャップに戸惑い、苦しんでいるという今の問題や、将来への不安に対して適切なサポートを求めたいということが前回のカフェで多く話されていました。そのような声をくみ取りながら、私たちにとっての必要なことを具体的な形で求めて改善していくための場として、ぜひ、多くの方に声を届けに来て頂けたらと思います。

今回はゲストとして、報道の場でご活躍をされている福島県出身のNHKのディレクター、栗田和久さんをお迎えし、私たちが普段なかなか知ることのできないメディア事情や、現場での取り組みなどについて、お話をして頂きます。

また、ママ目線での食品測定報告や、たらちねからのプチ講座、子どもの環境の放射能測定を行っている【TEAMママベク】によるレポートもお届けいたします。


今回もお昼の軽食をご用意して、ゆったりとした時間を共に過ごしたいと思っております。みなさまのお越しを、スタッフ一同、心よりお待ちしております053.gif


~うつくしま基金助成事業~

【mama'n chu! cafe vol.4】
日時:9月12日(金)10:30~15:00 
場所:磐崎(いわさき)公民館 

福島県いわき市常磐西郷町大夫32−1

0246-42-3015
アクセス:JR常磐線湯本駅から車で10分/常磐道・湯本インターから車で10分
参加費:無料 人数把握のため、お申し込みをお願い致します。
託児:あり(2才以上 2才以下は応相談。必ず事前にお申し込みをお願い致します)
※お子さんの年齢、性別、お名前、お母さんの携帯番号をお知らせください。
託児用持ち物:着替え・おやつ・飲み物・お弁当

カフェへの参加申し込みをたくさん頂き、ありがとうございました。
定員に達しましたので、受付を終了させて頂きます。


ゲスト:栗田和久さん NHKディレクター
≪プロフィール≫
昭和42年福島県喜多方市生まれ 平成11年NHK入局。番組制作局のディレクターとして、ETV特集「今村昌平に捧ぐ ~マーティン・スコセッシが語る映像哲学~」、「痛みが美に変わる時~ 画家・松井冬子の世界」、「ネットワークで作る放射能汚染地図6」、NHKスペシャル「昭和天皇 二つの’独白録’」、「証言記録・シベリア抑留」など多数のドキュメンタリー番組を手がける。現在、NHK・首都圏放送センターに勤務

☆お手伝いスタッフ募集中!☆
カフェの運営のお手伝いも随時募集中です。ご協力をお願い致します。

託児、café参加お申し込み、及びスタッフ参加についてのお問い合わせ先
 090-7065-8196  maeveherb2@yahoo.co.jp (担当 ちば)

主催:NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね
(971-8162 いわき市小名浜花畑町11-3 カネマンビル3F 電話/FAX 0246-92-2526)

協賛:TEAM NCC日本キリスト教協議会 
・<ゆの実>会
・TEAMママベク子どもの環境守り隊 
・いわきの初期被曝を追及するママの会 
・子どもたちの安心・安全を考えるいわきママの会 
・いわき母笑みネットワーク
・ママカフェかもみーる 
・ふくしまサラダプロジェクト 
・NPO食と農のまちづくりネットワーク

今回も、お昼を挟んでの開催になります。
軽食などもご用意しますのでお楽しみに~🎶
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# by iwakimama | 2014-07-31 16:41 | mama'n chu! cafe

2014年5月15日(木)、いわき市常磐公民館にて、mama'n chu! cafe vol.3が開催されました。参加者は約40名で、初参加のママも多く、この春母子避難から戻って来たというママも数名参加されていました。

回を重ねるごとに、次回の開催はいつですか?という声も多数頂くようになり、スタッフ一同嬉しく思っています(*^-^*)

今回は初の試みとして、スーパーで購入した食品の測定結果の報告や、原発事故によるいわき市の汚染の実態、お店ごとの放射能への取り組みの比較など、「NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね」測定主任の協力を得て、みなさんにお知らせする場を設けました。

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どれもが、ここで生きていく上で、子どもを育てていく上で必要な情報ではありましたが、中でも特に、原発事故後の汚染の実態については、「知らなかった!」という感想が多数であり、「この結果に驚いた方は手を挙げてみてくださ~い」の掛け声には、2/3ほどのママの手が挙がっていました。

ショックです・・・という声と共に、でも知ってよかった!という前向きな姿勢がありました。

原発事故後の情報入手については、個人個人に委ねられてしまっており、放射能の影響から身を守るために必要な情報が、十分に行き渡っていないという現実がありますが、まずは正しい情報を手に入れ、そこから見えてきたことに向き合いながら、共に歩んで行くことを目指したいと思っています。

今回は、お昼を挟んでの長時間の開催ということもあり、実にまったりとした雰囲気の中、それぞれのテーブルは大盛り上がりで、会話が弾んでいました。

参加者の皆さんが口にしたワードの中で一番多かったのは

「あ~・・・ほっとする~!」

でした。どれだけ抑圧された息苦しさの中に閉じ込められているのかを物語るこの言葉。原発事故から3年が過ぎましたが、今となっては不安を口にする人はほとんどいなくなっており、口にすれば「まだ気にしているの?」と言われてしまうこともあります。

しかし、それが本当に真実なのかどうかは分かりません。気にしていても気にしていない振りをしなければ、コミュニティの中では孤立してしまうため、本当の気持ちを隠したまま暮らしている人も、実は存在しています。ひっそりと声を潜めながらコソコソと身を守るということが、原発事故がつくりだした闇の世界です。

また、事故直後は存在していた危機意識が薄れてしまって、日常の暮らしの中で、もうそろそろ大丈夫だと思いたい自分が居たけれど、今日の報告を見て、やはり気をゆるめずに向き合い続けなければと思ったという感想もありました。

向き合い続けることは大変なことではありますが、以前とは違ってしまったということを受け入れつつ、必死さではない落ち着きで、共に乗り越えていけたらいいなと思っています。

問題は多岐に渡っており、不安な心は置き去りにされ、取り残されてしまったように感じながら、目には見えないものに向き合うことに対する疲労を訴える声を耳にすることが多くなりました。

子育ての時代というものは、本来であれば人生の中でも最高に幸せな時であるはずなのに、家族がバラバラに引き裂かれてしまったり、不安でいっぱいの状態で過ごさなければならないことは、あまりにも過酷です。

根拠のない「影響はないであろう」という冷たい対応に囲まれてしまった中、私たちはこのcafeが息苦しさを解放し、不安なことを不安だと口にして、解決の糸口を共に探りながら、少しでも解消できるきっかけの場となることを願っています。

この春、母子避難から戻って来たというママが新学期を前に学校の先生から「お母さん、放射能を心配している人はもうほとんどいませんよ。今はpm2.5の方が問題なんですよ」と言われ、凍り付いたというお話を伺いました。

母親が原発事故の被害から子どもを守りたいと思う当たり前の気持ちを否定するような発言が与える影響については、重要視する必要があるのではないかと思っており、子育て中の母親たちの間に存在しているこのような問題も行政の窓口に届け、総合的な改善ができるよう努めていきたいと思っています。

不安な心を抱きながら子育てを続けることによって生じる子どもへの影響を懸念する私たちは、本当の意味でのリスクコミュニケーションのあり方を築きながら、様々な取り組みも行っていきます。

私たちのこのような取り組みに賛同して下さる全国のみなさんから、今回もたくさんの思いが届けられました。

参加したみなさんからは大きな歓声が上がり、感謝の声が溢れていました。

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mama'n chu! cafe立ち上げから、美味しいスイーツを提供し続けて下さっている<ゆの実>会さんからは、今回はお昼を挟んでの開催ということで、浜野さん、小泉さんより、パンを提供して頂きました。

福岡県の藤川さんからはお気に入りのカフェの、こだわりの珈琲豆を提供して頂きました。

神戸の横山さんからは淡路島の有機農家さんが育てた甘夏みかんやクッキー、珈琲、紅茶、ほうじ茶などを提供して頂きました。

谷畑まゆみさんからは、おいしいクッキーを提供して頂きました。

愛知県【福島のお母さんと子どもたちの応援プロジェクト】さんからは、抜きたての大根を提供して頂きました。

愛知県≪はすのえん≫ふくしまおやつプロジェクトさんからは、お菓子やパン、珈琲、マーマレードなどを提供して頂きました。

愛知県【ふくしまサラダプロジェクト】さんからは、サラダ用のお野菜や果物を提供して頂きました。

【小まめ堂】さん、川崎の永田さん、お仲間のみなさんからは、使って嬉しいアロマのアイテム、ティートリー軟膏を提供して頂きました。

石川県の株式会社Jele Japanさんからは、アゼルバイジャンで栽培されたオーガニックのザクロジュースを提供して頂きました。

久米島に避難している松本真由美さんからは、久米島の砂浜で集めた貝殻を送って頂き、子どもたちと楽しむクラフトづくりの材料にと配らせて頂きました。

長野県、NPO食と農のまちづくりネットワークさんからは、できたてのマフィンやベーグル、人参ジュース、凍み大根、お土産用のお野菜を提供して頂きました。このネットワークには、福島から避難した有機農家さんらも加わっており、このcafeへのご協力という形で繋がって下さることへの嬉しさも感じます。

原発事故をきっかけに繋がったご縁というものは不思議であると感じながら、こうして全国のみなさん方の思いを受け取らせて頂けることに、感謝の念が込み上げます。


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それから、今回の開催にあたっては、準備や後片付けに多くのみなさんに加わって頂きながら、お手伝いのご協力をして頂きました。
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限られたスタッフだけでは手が足りないもので、本当に助かりました。私たちを支えて下さるみなさんに、心からのお礼を申し上げます。

盛りだくさんの内容でお送りしたmama'n chu! cafe vol.3は、大成功にて終了致しました。ありがとうございました~ヽ(^o^)丿

次の開催は、9月を予定しています。

お楽しみに~🎶









 




# by iwakimama | 2014-05-28 22:12 | mama'n chu! cafe

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~mama’n chu! café vol.3 in Iwaki~

開催が決定いたしました。

東日本大震災、福島原発事故から3年が経ち、「あれから3年・・・」という言葉を多く目にする中で、私たちの暮らしや環境は、事故の教訓を生かしながら、改善へと向かっているのでしょうか。不安や悩みは、取り除くことができていますか?まだまだ気になることがありながらも、「そんなことをいつまでも思っていても仕方がない」と、解決しない思いをしまい込み、自分の気持ちを抑えてしまってはいませんか?

mama’n chu! café は、今回で3回目を迎えます。なかなか口に出しては言えなくなってしまった震災後の思いを、カフェというリラックスした場で共有しながら、心の余裕を取り戻すことに繋げることができたらいいなと思っています。みなさんからの声は、行政の担当者にも丁寧に伝えながら、必要な対策を求めるなどの具体的な取り組みも行っています。

また、今回からは新たな試みとして、気になるスーパーの食材の放射能測定の結果を、足を運んで下さった皆様にシェアさせて頂くことになりました。「これを測ってほしい」というリクエストも受け付けますので、この場をどんどん利用して頂ければと思います。

原発事故後の私たちは、汚染と共に生きることが日常となってしまいました。その日常の中で現実に向き合いながら、できる対策を必要性の中から見つけ出し、共に歩んでいけることを望んでいます。

「まだまだ話し足りない!」という、これまでの参加者のみなさんからの声を受け、今回はお昼を挟んでのゆっくりとした時間を設けました。美味しいお茶とお菓子はもちろん、軽食もご用意致します。
スタッフ一同、心を込めて準備致します。みなさまのお越しを、心よりお待ちしております。

うつくしま基金助成事業

【mama'n chu! cafe vol.3 in Iwaki】 

開催日時:5月15日(木)10:30~15:00
開場:いわき市常磐公民館
 (いわき市常磐関船町作田1 電話番号0246-43-2305)
参加費:無料 ※参加人数の把握のため、必ずお申し込みをお願い致します。
   
託児: 2歳以上 申込必須 ※締切日5月12日(月) 無料 
 
☆お手伝いスタッフ募集中!☆
カフェの運営のお手伝いも随時募集中です。ご協力をお願い致します。

託児、café参加お申し込み、及びスタッフ参加についてのお問い合わせ先
 090-7065-8196  maeveherb2@yahoo.co.jp (担当 ちば)

主催:NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね
(971-8162 いわき市小名浜花畑町11-3 カネマンビル3F 電話/FAX 0246-92-2526)
協力:NCC日本キリスト教協議会 <ゆの実>会
賛同:TEAM ママベク子どもの環境守り隊 ・いわきの初期被曝を追及するママの会 ・子どもたちの安心・安全を考えるいわきママの会 ・いわき母笑みネットワーク
 ・ママカフェかもみーる ・ふくしまサラダプロジェクト ・NPO食と農のまちづくりネットワーク



# by iwakimama | 2014-03-29 10:41 | mama'n chu! cafe